Gree Tech Talk #2 行ってきました

グリーさん主催の Tech Talk に参加してきました。

内容は、なんとGitHub Enterprise(GHE) のことだけに絞って熱く語るイベントです。GHEは日本ではマイナーだと思いきや本イベントには軽く300人以上が集まっていました。

発表を聞いた感想

一言で言えば、GHEを導入した会社はGitHubの優れたコラボレーション機能の恩恵を享受できている反面、運用コストが大きくかかっている印象を持ちました。GHE自体のライセンス費用は一人換算だとUSD20 / 月 程度なので高すぎるというわけでもないのですが、GHEを運用するためにはプライベートクラウドを運用する(VMWare)必要があります。つまり、GHEを導入できる会社は、IaaSを低コストで安定運用できる会社に限られると考えられます。
でもそれって、、既にプライベートクラウド(IaaS)を導入済みの、それなりに規模の大きな会社に限られます。。ということになっちゃいますね ;(

GHEアプライアンス欲しいです

それ程大規模な企業ではないけれどGHEを導入したい人たちはどうしたらいいのだろう、というのを妄想してみました。

- GHEが予めインストールされたサーバをエンドユーザに提供する
- 基本的な監視機能(ping, ヘルスチェック等)はサービス事業者側が提供してくれるので、アラートが上がったらある程度の切り分けはしてくれる
- ソフトウェアのアップデートは、サービス事業者がおまかせでやってくれる
- GHEを運用する際に踏むであろう地雷情報(?)はサービス事業者に集まってくるので、個々の会社がGHEを運用するより安定度は上がる
- AWS VPCへの接続など、ハイブリッドクラウドに対応するためのオプション機能も用意されている

ハードウェアの絡むビジネスはGitHub社が手掛ける可能性は無いと思うので、国内のSI屋さんやクラウド事業者等がビジネスとして手掛けてくれると嬉しいと思いました。