Raspberry Pi + mruby その1
昨年末に、Raspberry Pi を入手しました。あまり試す時間が取れなかったのですが、お正月を利用して色々と調べたメモを残しておきます。
USBシリアルコンソール
Raspberry Pi用に販売されている USB to TTL Serial Cable を購入しました。Raspberry Piには GPIOポートがあり、デフォルトではGPIO14, GPIO15番ピンにシリアルコンソールがマッピングされています。
(http://elinux.org/RPi_Low-level_peripherals)
上記写真のような配列で接続すると、電源もUSBシリアルケーブルから供給されるため、別途電源用のUSBケーブルを用意する必要はない模様です。
PC側は、115200bpsに設定します。USBシリアルケーブルは、Linux, Mac, PC全てに対応しています。但し、私が試した限りでは、Windows8についてはドライバが未対応のため動作しませんでした。
Raspbian “wheezy"
まずは、www.raspberrypi.org から提供されているOSイメージを試しました。
wheezyは Raspberry Pi 向けにカスタマイズされたdebianで、設定用のコマンド(raspi-config)がインストールされています。SDカードにOSイメージを書き込んだだけだと、容量が固定になってしまうので、本コマンドを用いることでファイルシステムのリサイズができます。
wheezyを軽く使った印象としては、swapパーティションは極力利用されないような設定になっていたり、mountオプションに noatime が付けられていたりと、SDカードの消耗を最小限に抑えるチューニングがされていることを除けばdebianそのものとして利用できる模様です。