東京Ruby会議10 参加してきました

1月13-14日に開催された東京Ruby会議10に参加してきました。また、14日はmrubyネタで発表してきましたので、軽くレポートします。

会議について

東京Ruby会議(http://tokyo10.rubykaigi.info/)は、RubyKaigi のような会を地方でも開催しよう、という趣旨で始まった会だそうです。私は、今回初めて東京Ruby会議に参加させていただきました。今回の開催場所は千葉市美浜文化ホールという場所で、なんと東京ではなく千葉県(しかも幕張メッセの東)でした。私は埼玉県在住なので、流石に千葉は遠いですね。。でも、当日会場エントランスに張り出された出身地の地図を見ると北は北海道、南はオーストラリアから参加されている人もいらっしゃるようでした。

発表内容について

「軽量Rubyで実現する柔軟なルータ -SEILへの軽量Rubyの組み込み- 」というお題目で、発表してきました。あまり説明が上手なほうではないのでうまく参加者の皆様に伝わったかどうか怪しいですが...メッセージとしては以下の3つを詰め込みました。

  • Rubyユーザのみなさん、mrubyがあれば、大好きなRuby言語を使って、組み込み機器開発の世界にどんどんコミットできますよ!
  • mrubyは組み込み機器だけでなくアプリに組み込んでも便利なんです
  • mrubyは生まれたばかりのため、貢献できることが山ほどありますよ!

といった感じです。

今回の発表は組み込み開発系のネタを扱っているため、会議の参加者層から想像するとアウェイな感じになるかも..と考えていたのですが、いざ会議に参加してみると組み込みネタやホームオートメーションネタもありで、参加者の皆さんの興味範囲が驚くほどに広いことが分かりました。もう少しコードや技術寄りの話を織り交ぜても良かったのかもしれません。

会議全体の感想

東京Ruby会議はフレンドリーな雰囲気の会議で、とても気に入りました。おそらく、そのように感じるのはスタッフの皆様のご尽力の賜物なのだと思います。また、バッジ交換やアンチボッチランチ/ディナーなど、初めて会議に参加されても寂しい思いをしない仕掛けが沢山用意されている点も素晴らしいです。大人数の集まりでも、工夫次第でコミュニティの絆を深めることができる、素敵なイベントでした。黒Ruby会議には参加しませんでしたが、きっと面白いネタを肴にワイワイと盛り上がっていたのでしょうね。
一つだけ残念な点は、天候不良のため14日の講演が14時以降はキャンセルになりました。こればかりは運が無かったとあきらめるより他ありません;-(